2018-12-12

奈良県里親会会長あいさつ

全国における子どもたちを取り巻く生活環境は年々厳しくなっており、親の病気や経済的な理由などさまざまな事情により、家庭で暮らせないこどもが全国で約46,000人いるといわれております。またご承知のように児童相談所等による児童虐待相談対応件数は残念ながら年々過去最多を更新し増加の一途をたどっております。

このような背景から、一時的、また長期的に親と離れて暮らすことを余儀なくされた子どもたちを家庭に迎え入れ、子ども達が安心・安全な生活を出来るように共に暮らして養育する「里親制度」が国の政策も見直されて一段と注目されています。

奈良県里親会でも、新たな里親の担い手をお待ちしております。
「子どもとうまくコミュニケーションはとれるかな?」など、ご不安もあるかと思いますが、何も特別なことをする必要はありません。ただひたむきに子どもを想って一緒に過ごすことが大切です。できないことは時間をかければ少しずつできるようになってくると思います。子どもと過ごすのが大好きで、楽しい家庭であれば大丈夫です。

子ども達の未来のために、自分にも何かできないかなと思っておられる方、新たな一歩を踏み出してみませんか?
里親について少しでも関心を持たれた方はご連絡をお寄せください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
奈良県里親会会長 松舟憲光