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 子どもに絵本を読んで聞かせるという行為は、誰しも経験があると思います。それは、ただ文字を声に出して読むだけではなく、読み手の感性、物語の理解、味わい方なとか自然に表れ、聞き手の手の子どもは、ストーリーだけではなく、読み手の思想や感情を知る能力も養うことができるのです。
「もうこの子は文字が読めるから、読み聞かせは必要ない」と決めつけてはいけません。物語の筋を覚えている子ともがしつこいくらいお気に入りの絵本を繰り返し読んでもらいたがる時は、読み手の感性が子ともを感動させているのだと思って、何度でも読んであげて下さい。

 では、どんな風に読めばいいのでしょう?
 子どもは、物語を聞きながら、絵本に描かれた絵を夢中になって追っているはずですから、速度は「ゆっくり」がポイントです。

 絵本は、子どもが自由に楽しむ世界。読み手があれこれ教育的な思想で、いろんな質問を投げかけたりすると、物語に没頭できなくなってしまいます。教訓よりも「おもしろい」という感動を大切に、絵本を選び、一緒に楽しんでください。

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☆子どもに 読み聞かせを☆

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