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子育てカレッジ」
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 −7月21日、大阪樟蔭 女子大学関屋キャンパス で開催−

 長谷川義史先生の講義を受けました。今回のこの講座は、父親が子ども達に本を読む楽しみ、子ども達に本を好きになってもらえるような読み聞かせ方の工夫を、アドバイスしてくださるお話でした。

 講座には親子づれのご家族もたくさん参加されていて、まず父親は、母親のように真面目に、お話をそのまま読んで聞かせるのではなく、ストーリーを個々の家庭で変えてみたり、家庭ならではのオリジナルストーリーを、おもしろおかしく話してみたりすると子ども達は目を丸くして喜んで聞くことを教わりました。

 先生が面白い声を出したり、(さるかにがっせん)のお話の母かにのかたきうち場面のスケットのウンチを、道頓堀のくいだおれ人形にしてみたり、足が速いとグリコの人形が、悪さのおサルを追いかけたりと、ありえないストーリーに変えて、イラストもそえてデモンストレーションされ会場にきていた子ども達から、関西の子どもらしく (そんな!あぼな!!!)とナイスな突っ込みがあり、会場がわき上がり大変面白かったです。

 長谷川先生の絵本は、内容もおかしくて、読み慣れていない人にも、愉快に読む事ができそうでしたので、さっそく帰りに「やまださんちの てんきよほう」という絵本を購入しました。夜には主人がさっそく、未来の私達の子どもに読んであげるためにと私に練習で読んで聞かせてくれました。読み慣れていないので、ぎこちなかったですが、読み手も聞き手も発見の多い絵本でしたので、二人とも愉快で楽しい気持ちになりました。

 講演会から数日してから、我が家に5才、3才の姪っ子が8日間お泊まりにやってきました。子どもたちは昼間、公園やプールで遊んだので夜は疲れて寝てくれると思っていたのですが、興奮しているためになかなか寝てくれません。そこで、主人の出番!と実戦をする機会ができたと毎晩子ども達に読み聞かせをしてくれました。5才の姪は「やまださんちの てんきよほう」の隅っこに泥棒さんがちらほら登場するのを見つけては大喜び。3才の姪は、主人の面白い声や顔にきゃっきゃっと大喜びでした。

うまくいき味をしめたので「パンやのろくちゃん」「さるかにがっせん」もさらに購入して、もっか読み聞かせの練習中です。いつか我が家に子どもがやって来てくれたら、パパになった主人が愉快によんでくれそうです。

 今回の講義に参加して本当に良かったですし、特に小さい子どもはママっこになりがちと思っていたのですが、パパ側も子どもと接する時間、関わりがあると子どもと接すことに自信がもてそうだと知って喜んでいます。長谷川先生からたくさんアドバイスをもらう事が出来たと思います。
 本屋さんで長谷川先生の絵本を見つけたらぜひ手に取って読んで絵を見て笑って見て下さい。       (T里親夫妻)