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思春期の子どもと親の育ち

児童家庭支援センターてんり

 児童家庭支援センターてんり主催の専門援助講座が開催され、天理大学人間学部教授の千原雅代先生の「思春期の子どもと親の育ち」と題した講演がありました。児童福祉、教育関係、一般の方がたくさん参加されました。

 講師の千原先生は専門の教育学、臨床心理学をもとに多方面でカウンセリングをされており、今回はその経験と実例を交え、思春期に至るまでの乳児期から学童期まで過程を追って分析され、その過程が思春期の時期に大きく影響することなどを専門的に解説していただきました。

 また、「思春期の子どもと親の役割」や、「子離れという仕事」、「思春期の子どもの問題行動について」など、なかなかつかみにくい子ども側の心理についても講演され、専門的な知見を学ぶことが出来、大変参考になりました。

 中でも印象深かったことは「思春期は人生の中で最も心の深いところが勤く時期」というお話でした。私自身、子育てをしながら体験してきたことと講演の内容を思い重ね、そういうことだったのかなあと、思い返すことが出来ました。 (里親M)