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「夏休み親子お楽しみ会」〜読み聞かせ会〜
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 8月11日(土)第2回里親サロン、夏休み親子会を奈良市生涯学習センターにて開催しました。当日はお盆休みと重なり、少ない参加となりましたが、楽しいひとときを共に過ごす事ができました。
 今回は、絵本読みきかせ会と題して、野の花文庫の主催者、藤井幸子さんをお招きしました。童謡を歌ったり、楽しい手遊びを織り交ぜながら、絵本の楽しさをわかりやすくお話下さいました。藤井さんは、いつでも誰でも、気軽に本を手にとって読める場として、30年に渡り、自宅を開放され、絵本の大切さを広めてこられました。
 子どもは、本の内容だけではなく、大人、親に読んで聞かせてもらうという行為そのものや、何度も何度も同じ本を、繰り返し読んでもらうことで、安心感を得るそうです。
 幼児期の子どもはたくさんの絵本に出会う事で、豊かな心が育つようです。ついつい面倒になりがちな読み聞かせですが、親もゆっくり楽しんで、絵本と向きあえたらいいな、と里いました。
 来年もまた絵本の会を持てたらと思っていますので、是非ともご参加下さい。

ここからは、出席者の感想です。

「こんにちは〜」と自宅を開放している「野の花ぶんこ」の藤井幸子先生。

 まずは、若くハリのある声に少しビックリ。子供に読み聞かせるのだから、沈み込んだ声ではダメであることをその第一声で気がつきました。その第一声は、子ども達を引きつけ先生の方をじっと見ます。(もちろん、子どもですから慣れるとはしゃぎ出しますが、それはそれとして・・・)

 はじめに、手ぶくろ人形を使った「からすのおやこ」。からすの子どもが「お母さん、眠れな〜い、眠れな〜い」と先生がそのハリのある声と感情のこもった話し方で語りかけると子どもたちは大笑い。一気ににこやかな雰囲気になりました。
 つづく「おばけおばけのかぞえうた」と「すいかいらんかね」はお父さんが飛び入り参加。
日頃見ないお父さんの姿を子ども達は見たようです。

「絵本はね、子どもだけでなく大人も楽しめるもの」そういわれて見せられた写真集や絵本たち・・・本当に時間も忘れて、童心に戻って子ども達と一緒に絵本を楽しみました。

 あっという間に2時間が過ぎ、夏の子ども達との思い出になりました。
「絵本は、表紙も重要。ページをめくる時間がとても重要」ああそうか、子ども達は1ページ1ページが重要で、いきなり本題を読んでいた自分自身を反省。終わって子どもにどうだったと聞いたら、「面白かった・・・・家で読んでね」と言われました。
                        
(^_^)