直線上に配置
第1回里親セミナーを開催
「子供たちの命を見つめて」
直線上に配置

 7月8日(目)、午後1時から、奈良県社会福祉総合センター5階を会場に第1回里親セミナー〜子供たちの命を見つめて〜が開催され、70余名が参加しました。
 セミナーでは、挨拶、里親制度の説明、『子どもたちの命を見つめて』と題して家庭養護促進協会理事・岩崎美枝子先生の講演、2名の里親さんの体験発表がありました。
 講演では、岩崎美枝子先生より「養子縁組の親子は前世でも親子であったという説を信じたい」というお話や「生みの親と子どもの別離」という、避けて通ることのできない現実に直面しても、出来る限り子どもたちに分かる言葉で説明してやってほしいというお話に、共感しました。
 また、生みの親が子どもとの別離後であっても、自らの子(里子となっていても)に会ってあげるということは、子どもの情緒を安定させ、精神形成にも犬きく役立つという、最近の研究も紹介されました。
 続いて、養子里親と養育里親の立場から発表がなされ、苦労とも思わず、楽しみの中で夢中になって子育てしてきたお話に、目頭を押さえる人も多く、里親のすばらしさが痛感されました。